日本政府観光局(JNTO)が18日発表した訪日外国人旅行者の統計によると、10月に日本を訪れたベトナム人は前年同月比40.6%増の2万1,400人(推計値)で、10月として過去最高を記録した。
 JNTOは、観光需要の拡大や、留学生および技能実習生の増加が背景にあると説明。紅葉シーズンによる訪日ツアーやインセンティブ需要が堅調だったことも貢献したと分析している。JNTOは、10月16日にベトナム語で日本の観光情報を発信する公式サイトを開設するなど、訪日旅行者の誘致を強化している。
 東南アジア諸国連合(ASEAN)主要国の10月の訪日旅行者をみると、タイが前年同月比8.3%増の8万6,000人で首位。以下、◇マレーシア・18.7%増の2万8,500人◇フィリピン・32.3%増の2万5,700人◇シンガポール・25.1%増の2万5,200人◇ベトナム◇インドネシア・37.9%増の1万6,800人――が続いた。ベトナムは人数ベースでは6カ国中5位となったものの、伸びは最大だった。
 1~10月に日本を訪れたベトナム人は前年同期比51.5%増の16万500人。過去最高を記録した昨年通年の実績を約3万6,000人上回った。
 10月の訪日外国人総数は前年同月比43.8%増の182万9,300人。今年これまででは7月に次ぐ規模となり、10月としての過去最高を更新した。1~10月では前年同期比48.2%増の1,631万6,900人だった。

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